キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
回復訳
The Holy Bible Recovery Version

回復訳は学習聖書です。 リヴィング・ストリーム・ミニストリー(Living Sream Ministry)により発行された英語訳で過去5世紀における主な英語訳により確立された基準にしたがい、かつ聖書原語から訳されています。(重訳ではありません) 特徴としては聖書本文に加えて学習ツール(フットノート(注釈)、アウトライン、引照聖句、チャート、地図)が備わっています。 メインは英語訳ですが他の言語(中国、スペイン、ポルトガル、ロシア、タガログ、セブ、フランス、日本(新約--日本福音書房)、韓国)による部分訳および完全訳があります。新約は1985年、旧約とアウトラインを含む聖書が1999年に、広汎なフットノートを含む2003年版が発行されました。

底本としては最新のギリシャ語ネストレアーラント26版が、旧約はビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシア改訂1990年版(Bibilica Heburaica Stuttgartensia--BHS; revised 1990edition)が使用されています。

回復訳という意味ですが、6世紀から14世紀まで聖書は一般大衆の手に届かず聖職者のものでしたが、ルターの信仰義認にはじまり、御言葉の啓示や真理が次第次第に大衆に明らかにされて行ったこと、つまり本来のあるべき姿に回復されて行ったことをおぼえ、この聖書も本文やフットノートが同様に聖書の真理やこれまでの歴史を(多くの人々に)正しく、明らかにするという意味で命名されたものです。 (参照文献:Wikipedia英語版last modified on 31 July 2009 at 20:06
およびLiving Stream Ministry Website)
 
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