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![]() これはどういうものですか。 |
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讃美歌21の93−4にあるのは、正式には「ニカイア・コンスタンティノポリス信条」のことです。第1ニカイア公会議(325年)で採択された最初の信条は原ニケア信条とも称され、父と子は「異質」とするアリウス派を論破し、「同質」とし、三位一体の教理を確立した最重要の教会会議における信条のことですが、この原ニケア信条は第1コンスタンティノポリス公会議(381年)において拡充され、聖霊、教会、死者たちの復活についての教義の詳細が付け加えられ、「ニカイア・コンスタンティノポリス信条」となりました。 これは「ニカイア・コンスタンティノポリス信条」と呼ばれ、今日のクリスチャンにとり、使徒信条と共にとても大切な信条となっています。 私たちは、ただひとりの神、すべてを支配される父、 天と地と見えるものと見えないもののすべての造り主を信じます。 またただひとりの主イエス・キリストを信じます。 主は神の御子、御ひとり子であって、 世々に先立って父から生まれ、光からの光、 まことの神からのまことの神、 造られてのでなくて生まれ、 父と同質であって、 すべてのものは主によって造られました。 主は人間である私たちのため、私たちの救いのために、 天からくだり、 聖霊によりおとめマリヤによって受肉し、人となり、 私たちのためにポンティオ・ピラトのもとで十字架につけられ、 苦しみを受け、葬られ、聖書にあるとおり三日目に復活し、 天にのぼられました。 そして父の右に座しておられます。 また生きている者と死んだ者とをさばくために、栄光のうちに再び来られます。 そのみ国は終わることがありません。 また聖霊を信じます。 聖霊は主、いのちの与え主であり、 父(と子)から出て、父と子と共に礼拝され、共に栄光を帰せられます。 そして預言者によって語られました。 私たちは、ひとつの聖なる公同の使徒的な教会を信じます。 罪のゆるしのためのひとつのバプテスマを認めます。 死者の復活と、来るべき世のいのちを待ち望みます。アーメン。 (日本キリスト教協議会共同訳) |
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